粒子線腫瘍学研究センターは、中性子を用いた生物研究が可能な中性子源を有する京都大学複合原子力科学研究所のセンターとして、中性子を利用する粒子線腫瘍学、医学物理学の学術研究を推進させ、研究成果を医療現場に届けることを最大のミッションとしています。

お知らせ
- 東京工業大学の 岡田 智 先生の中性子捕捉療法に関する研究論文が、Molecular Pharmaceutics誌にアクセプトされました。KURを使用した共同利用の成果となります。
- 2023年10月19日~21日に開催された第61回日本癌治療学会学術集会(横浜)の企画、”Young rising star lecture: 時代を先導する若手研究者から研究の楽しさや醍醐味を学ぼう!” の講師に粒子線腫瘍学研究分野の渡邊 翼 准教授が選出され講演を行いました。
- 粒子線腫瘍学研究分野・鈴木 実教授によるBNCTの原理と基礎の解説が、雑誌「JOHNS(Journal of Otolaryngology, Head and Neck Surgery) 」の 2023年11月号に掲載されました。
- 粒子線腫瘍学研究分野の鈴木 実 教授が、2023.10.10-13にイタリアのPavia, オンラインで開催された ”Hadorntherapy:status and perspectives. Development of a hadrontherapy facility: learning from the existing and Scientific day on BNCT” にオンラインで参加し、日本の加速器BNCTの現状について発表しました。
- 粒子線医学物理学研究分野の助教(安全原子力システム研究センター兼務)に、松林 錦 先生が、2023.10.2日付で着任しました。
- 大阪公立大学BNCT研究センターの服部 能英 先生と日本中性子捕捉療法学会・薬剤評価法標準化検討委員会がまとめたBNCT創薬関係の基礎研究のガイドラインとなる論文がJournal of Radiation Research誌にアクセプトされました。
- 粒子線腫瘍学研究分野・鈴木 実教授の複合研におけるBNCTの基礎研究の現状、伴侶動物へのBNCTの展望に関する報告が、Isotope News 8月号, 10月号の「主任者コーナー」で紹介されています。
- 広島大学の 河崎 陸 先生のBNCTに関する研究論文が、Chemistory A European Journal誌にアクセプトされました。KURを使用した共同利用の成果となります。
- 2023.9.24にゼスト御池で開催された「京都大学アカデミックデイ2023」において、粒子線腫瘍学研究分野の鈴木 実 教授と和田 悠佑 特定助教が、「BNCT:伴侶動物のがん治療に挑む」のテーマで出展(研究者と立ち話)しました。
- 京都大学・小松直樹先生研究室の西川正弘氏(ダイセル)のBNCTに関する研究論文が、Chemistry A European Journal誌にアクセプトされました。KURを使用した共同利用の成果となります。
[過去のお知らせ]

ポスターより
